毎度ありがとうございます。仙台市太白区の理容室・美容室ロイヤルです。
理美容業を営みながら、2024年3月に東京通信大学 情報マネジメント学部を卒業しました。年齢は52歳。4年間かけての学びでした。
この話をすると、「すごいですね!」とか「なぜ大学に?」と聞かれることが多いのですが、特に自慢したいわけではありません。ただ、同じように「学び直しをしたい」「新しいことに挑戦したい」と考えている人の参考になればと思い、今回ブログに書いてみます。
実は3年での早期卒業を目指していた
当初は3年での早期卒業を目指していました。東京通信大学では一定の条件を満たせば、通常4年かかるところを3年で卒業することが可能だからです。
3年次終了時点で、卒業に必要な124単位を超える126単位を取得し、GPAも3.5以上を維持。これで条件はクリアしたかと思っていたのですが、最後の要件である「上位5%以内」を満たすことができず、結果的に規定どおり4年での卒業となりました。
このとき、「上には上がいるのだな」と痛感しました。努力してきたつもりでしたが、さらに上を行く人たちがいる。その現実を受け入れつつ、4年目をどう過ごすかを考えました。
在学中に「上級情報処理士」を取得
東京通信大学での学びを進める中で、せっかくなら実務に活かせるスキルや資格を得たいと考えました。そこで、情報マネジメント分野での知識を深めながら、「上級情報処理士」の資格を取得しました。
この資格取得を通じて、ITやデータ活用の重要性を再認識し、理美容業の経営にも役立てられるヒントを得ることができました。これからの時代、技術職といえどもデータやITの知識は欠かせないと感じています。
余った時間を有効活用、大学院の学びへ
4年次に入った時点で、ほぼすべての単位を取得済みだったため、授業に追われることはなく、時間的余裕が生まれました。この時間を活かして、次のステップを模索することにしました。
そこで、SBI大学院大学のPreMBA(単科履修生)として入学し、大学院の単位を8単位ほど取得しました。これは、高卒でも大卒と同等と認められる入学認定を受けたことで可能になったものです。
結果的に、東京通信大学4年とSBI大学院大学のダブルスクール状態になり、学部の早期卒業は叶いませんでしたが、空いた時間を無駄にせず、新たな学びに充てることができました。
成績優秀で大学院へ特別推薦、MBA正科生へ
大学での成績に応じて、SBI大学院大学 MBA(経営学)アントレプレナー専攻の正科生として特別推薦を受け、合格しました。これにより成績優秀枠での学費減免の制度も適用され、2025年4月から本格的にMBAの学びをスタートします。
振り返ってみると、早期卒業は叶いませんでしたが、そのおかげで大学院の単位を前倒しで取得し、スムーズにMBA進学への道が開けました。
学習環境の紹介
学習を続けるにあたり、環境作りも重要でした。自宅に複数のモニターを設置し、オンライン授業の視聴や資料作成をスムーズに進められる環境を整えました。時間の確保だけでなく、集中できる空間を作ることも、学びを継続する上で大切な要素だと感じています。
学び直しに年齢は関係ない
「もう50代だから」と学びを諦めてしまうこともあるかもしれません。でも、実際に学んでみると、知識が増えるだけでなく、これまでの経験を整理し、新しい視点を持つことができるようになりました。そして、それは仕事にも大きく活かせると感じています。
今回の経験を通じて、「学び直しに年齢は関係ない」「思い立ったときがスタートのタイミング」だと改めて実感しました。
MBAでの学びがどのように仕事に活かせるのか、これからの挑戦についてもまた報告していきたいと思います。